雑記: 2016年洋楽ベスト的サムシング

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文化的であることは、一度それが目的になった途端腐敗するって近所のお寺の一言に書いてあったぞ 

今年と今までの違いは、Apple Musicがずっと側にいたこと。いくら時 流れていこうとI'm by your side babyいつでも状態だった。

というわけで?今年の備忘録的な意味合いで、印象に残った洋楽をまとめてます。聴いた数も少ないし、批評ができるほどの耳経験値もないので、ベストではないです。

条件は

①アルバム・EPのみ(シングルはなし)

②2016年発売

③国内リリースを除く、の3点のみ。

 

Simplicity / JAWS

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JAWS - Right in Front of Me (Official Audio)

インディーロックのよさ。外国のビールが飲みたくなる一枚。技術の発達の中でギターベースとシンプルに勝負されるとノックダウンしてしまう。バイト先で知り合ったオシャレで音楽が好きで、自分のことを面倒見てくれる気のいいフリーターのにいちゃんって感じ。

 

For All We Know / NAO

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NAO - "Happy" [For All We Know]

オシャレオシャレ&オシャレ。エレクトロにありがちな低偏差値感が全くないのが良い。ソウル音楽をモダンに解釈したエレクトロサウンドはこれからも暫くは隆盛であるだろうが、その先頭集団を走るポテンシャルは十分にあるはず。

ダダイズムが好きな進学校の高身長オシャレイケメンって感じ。

 

Weezer(White album) / Weezer

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Weezer - California Kids

俺たちがあの時初めて出会ったクールでエモーショナルなrock×popがここにあった。タフでホットなギターサウンドがロックとポップの絶妙なバランスを保ち、ハピネスとメランコリアを最高の塩梅でぶつけてくる。なんか頭悪い文章になった

特にcalifornia kidsに始まる序盤の流れはこれぞアルバムの入りで、ジ・アンサーである。

昔片想いだった男の子に同窓会で会ったら、見た目は変わったけど相変わらず優しくて楽しくてカッコよかった、そんな一枚。

 

 

Hills End / DMA's

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DMA'S - Lay Down

今年の優勝候補。CatfishやSherlocks、Blossomsとブリティッシュロックのレコンキスタ感がある昨今、オーストラリア出身の彼らが放ってきた音楽は美しの一品。

爽やかさを生み出す煌めきのハット音と透明感のある歌声が印象的なバンド音は、さながら東京から転校してきた同性に人気の好青年といったところか。

 

Under the Sun / DIIV

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DIIV - Is the Is Are [Full Album] (2016)

深淵をのぞく時、DIIVはお前にめちゃくちゃ語りかけてくるのだ。

深いリバーブが誘う世界は暗闇だし、その先もやはり霧に包まれている。でも霧はきっと晴れる。

キルケゴールを読む高校生も、いつかはきっと、愛する人を見つけたり見つけなかったりして小さくとも偉大な自己を確立する。

 

Here / Teenage Fanclub

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Teenage Fanclub "I'm in Love"

2016年はどんな一年でしたか?苛烈、苦悩、絶望にやられちまったあなたの元にも陽の光が届いているはず。なすところも無く日を暮れさせてはいけない。哀愁と一笑がここにあります。

柔らかく優しいメロディと単調さを無くす質実剛健なギターとの調和美しい、思春期を終えた幼馴染のような一曲。

 

Future, Present, Past / The Strokes

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The Strokes - Threat of Joy (Official Audio)

文字通りFutureとPresentとPastが描かれている。これマジで説明いる?聴いたら成る程ってなる。あなたはどのストロークスがお好き?

 

LIFE OF PAUSE / Wild Nothing 

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Wild Nothing // Life of Pause (Official Single)

湖の底のような世界観。湖の底行ったことないけど。ブラックミュージックを感じる美しいリズム感が奏でる世界は、そこだけ時の流れが違う異世界のよう。この空間だけは自分以外の生命の流れが止まっている、まさにLIFE OF PAUSE。

 

Chaosmosis / Primal Scream

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Primal Scream, Sky Ferreira - Where The Light Gets In

最先端の飽くなき探求がまたしても彼らの突き抜けた表現を見せてくれた。 先行シングルのWhere the light gets inに見られる新しさはそのままに、サウンドはエレクトロに依存しない多様性。ピアノ、ベース、シンセ…ワクワク感がたまらない、新時代のカラフルロック。

普段は盛り上げ役で、一方で三次会での真面目な話やウンチクもどんと来いなサークルに1人はいる凄いやつ。でもちょっと馬鹿。

 

22, A Million / Bon Iver

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Bon Iver - 33 "GOD" - Official Lyric Video

エレクトロだけどアコースティック感があり、間違いないけど歪さがある。とでもいうのかなんというのか…僕の音楽偏差値では説明不可能なので他の人の話を見るべし。

周りに1人くらいいる意味不明だけど間違いなく凄いやつ?そんな感じ?

 

Need Your Light / Ra Ra Riot

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Ra Ra Riot - Water (Official Video)

一番好きな洋楽バンド。よい。改めて聞くと音がデカい。

 

 popで上質なエレクトロサウンドと、洗練されたロックサウンドが好きな洋楽の定義な気がした2016。洋楽に関しては芸術性を期待しているところが強いからかとにかく安っぽくないのが好きなんだろうなぁと感じた2016。

来年は音楽聴いてる暇あったら彼女とイチャコラしながら三代目じぇえそうるぶらあずでも聴くぞ!!